薬学部6年間の必要固定費比較(国公立・私立・通学・下宿)
当ページでは、薬学部6年間の固定費として必要な、学費と家賃・交通費について、国公立・私立大学、通学・下宿の別で比較しました。
特に、薬学部激戦区の関東地方や、下宿費用の高額な都市部の薬学部への進学を希望している方は、参考にしてみてください。
-- このページの内容--
都市部の国公立大学薬学部に下宿する場合の費用
関東の国立大学薬学部は、東京大学と千葉大学の二大学になります。また、名古屋市立大学や大阪大学など、都市部の国公立大学に合格したが、自宅からの距離が遠くて下宿が必要となった場合の必要経費を試算しました。
- 入学料 \282,000円
- 授業料 \535,800円/年 x 6年 (\3,214,800円 )
- 家賃 \70,000円/月 x 12ヶ月 x 6年(\5,040,000円 + 敷金など)
- 光熱費 \5,000円/月 x 12ヶ月 x 6年(電気・ガス・水道 \360,000円)
- 合計 \8,896,800円
家賃は物件により様々ですので、参考までの金額と考えてください。また、これ以外の生活費なども当然必要ですが、ここでは下宿にかかる毎月の固定費として必要な金額を上記のように仮定して算出しています。
家賃など下宿に必要な費用が毎月6年間必要になりますので、非常に多額が必要となります。
費用面からは自宅からの通学が望ましいですが、せっかく国公立大学に合格したのであれば、多少の費用を負担してでも進学したいですね。
都市部の私立大学薬学部(通学)
都市部の私立大学薬学部は、東京・大阪・名古屋など、多数あります。
実家と同県内の大学、交通網の発達した関東圏から東京都内の大学へは通学が可能とし、必要経費を試算しました。
- 入学料 \300,000円
- 授業料 \2,000,000円/年 x 6年 (\12,000,000円 )
- 交通費 \5,000円/月 x 12ヶ月 x 6年(\360,000円)
- 合計 \12,660,000円
学費は平均的な額として、上記の額を仮定しました。交通費は距離により様々ですので、参考までの金額と考えてください。また、これ以外の生活費なども当然必要ですが、ここでは交通費或いは下宿にかかる毎月の固定費を比較するため、対象外として算出しています。
学費は高いですが、家賃など下宿に必要な費用が不要であり、食事や生活面のサポートなど自宅の親元から通学できるメリットが見込めます。
地方の国公立大学薬学部(下宿)
都市部の国公立大学(東京大学、千葉大学、大阪大学、名古屋市立大学)を除くと10の国立大学と3の公立大学があります。
これら以外の大学で近辺の下宿が安価な場合の必要経費を試算しました。
- 入学料 \282,000円
- 授業料 \535,800円/年 x 6年 (\3,214,800円 )
- 家賃 \35,000円/月 x 12ヶ月 x 6年(\2,520,000円 + 敷金など)
- 光熱費 \5,000円/月 x 12ヶ月 x 6年(電気・ガス・水道 \360,000円)
- 合計 \6,376,800円
家賃は物件により様々ですので、参考までの金額と考えてください。また、これ以外の生活費なども当然必要ですが、ここでは下宿にかかる毎月の固定費として必要な金額を上記のように仮定して算出しています。
家賃など下宿に必要な費用が毎月6年間必要になりますが、田舎の家賃は下落傾向にありますので1-2万円/月の物件に入居すれば、さらに安くなります。
地方の私立大学薬学部(下宿)
関東以外の私立大学のうち、大阪や名古屋などの都会に立地する大学を除いて、大学近辺の下宿が安価な場合の必要経費を試算しました。
- 入学料 \300,000円
- 授業料 \2,000,000円/年 x 6年 (\12,000,000円 )
- 家賃 \35,000円/月 x 12ヶ月 x 6年(\2,520,000円 + 敷金など)
- 光熱費 \5,000円/月 x 12ヶ月 x 6年(電気・ガス・水道 \360,000円)
- 合計 \15,180,000円
家賃は物件により様々ですので、参考までの金額と考えてください。また、これ以外の生活費なども当然必要ですが、ここでは下宿にかかる毎月の固定費として必要な金額を上記のように仮定して算出しています。
家賃など下宿に必要な費用が毎月6年間必要になりますが、田舎の家賃は下落傾向にありますので1-2万円/月の物件に入居すれば、さらに安くなります。