学科の目的

豊かな人間性と高度な専門性を備えた薬剤師を育成します
薬学科では、医療のプロとして高度な専門知識と技能はもちろん、医療人としての倫理観・使命感など豊かな人間性を併せ持つ人材を育成します。また、患者さんを思いやる優しい心やコミュニケーション能力を育みます。

学科の特色

教養・専門・実務のスキルをバランスよく磨きます
専門性の高い職業人としての薬剤師養成として、多彩な教養科目を用意しているほか、物理学、化学、生物学、数学など基礎学力のカリキュラムを強化しています。また、現場での実践力を高める実務実習と専門教育を有機的に組み合わせたバランスのよい教育プログラムを構成しています。
薬と人との相互関係の基礎を修得します
薬の構造や性質だけではなく、人体の構造や機能の基礎を理解し、薬と人との関係性について学習します。さらに、人との関わりを重視する薬剤師として必要な疾病の専門知識などについて学びます。

学びのステップアップ

1年次 高い倫理観や幅広い教養を身につけるための「教養科目」や「薬学の基礎」等を学びます。

2年次 基礎薬学の「物理系薬学」、「生物系薬学」等を学びます。(実習を含む)

3年次 「化学系薬学」や実践的な授業の「衛生系薬学」、「医療系薬学」等を学びます。

4年次 「医療系薬学」等を学び、実務実習の準備として「事前実習」を始めます。

5年次 病院や薬局での「実務実習」や「アドバンスト科目」を学び「卒業研究」と「総合薬学演習」で知識・技能・態度を習得します。

6年次 引き続き「アドバンスト科目」を学習し、「卒業研究」と「総合薬学演習」を行います。

 

学びのポイント

薬学分野の最新機器を備えた「共同研究センター」
高度で専門的な薬学分野の学びと研究に欠かせない最新の機器を集めた「共同研究センター」。通常の授業以外にも、卒業研究に向けた実験や研究にも利用します。

  • 蛍光顕微鏡
  • 二次元電気泳動装置
  • DNAシーケンサ
  • イメージングシステム
  • セルソーター(FACS)
  • 軟X線発生装置
  • 分光蛍光光度計
  • GC-MS
  • 生体分子精製用クロマトグラフ(FPLC)
  • フーリエ変換赤外分光光度計(FT-IR)
  • プラズマ発光分析装置(ICP)
  • キャピラリー電気泳動システム
  • マニピュレーションシステム
  • 行動解析装置(実験動物用)
  • 核磁気共鳴装置(NMR) など

一人ひとりのレベルに応じた指導を行う「キャッチアップ制度」
薬剤師に必要な高度な専門性を身につけ、薬剤師国家試験に合格できる実力を養うためには、授業で学んだことを確実に理解しながらステップアップしていくことが大切です。本学科では、担当教員が学生一人ひとりの理解度を把握し、必要に応じて個別指導を実施します。あわせて、キャッチアップ制度で勉強の方法や生活面にいたるまできめ細かいサポートを行い、全員の確実な理解と薬剤師国家試験合格をめざします。

 

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