変わる薬学

大阪薬科大学は、薬剤師をはじめ医薬品の開発研究者、創薬技術者など、薬の専門家を養成することを教育目標にしています。変化の激しい現代にあって、薬を通して社会に貢献できる有為な人材を世に送りだすために、絶えず教育に新しい試みを取り入れ改革を進めています。

近年のめざましい生命科学の進歩が、薬学の中身を変えてしまっただけではありません。これからの薬剤師は、医師や看護師と協力して、医療の現場で実際に患者さんに接し、処方や投薬について助言したり服薬指導をするなど、医療について責任を負う立場に変わろうとしています。

薬学は自然科学に基礎を置く総合科学です。それと同時に、医療、衛生、環境問題を通じて人間の生命や社会と深くかかわるため、人文社会科学的な側面をあわせ持つものです。薬剤師には、薬に関する知識や技能だけでなく、幅広い教養と豊かな人間性が求められます。一方、国際化と情報化に代表されるように、あらゆる分野で急速にボーダレス化が進行しています。既成の枠組みが取り払われ、知識の量ではなく、知識の質とそれらを統合し再構築する能力(考える力)が問われる時代であると言えるでしょう。

より良い薬学教育を目指して

こうした時代の変化を背景に、本学では、真に実りある薬学教育とはどうあるべきかを絶えず問い直し、入試制度やカリキュラムの見直しを継続的に行っています。この取り組みの一環として、選抜法を多様化し、受験生により多くの受験機会を提供すると同時に、資質の異なる入学生を積極的に受け入れようとしています。大学教育は、入学試験から卒業に至るまで、ひとつながりのものです。その意味で、入学試験と入学後の大学教育が有機的に連動して、実り多い薬学教育が行える態勢を整えています。また、入学時の基礎学力が違っても、それを十分補えるようカリキュラムが編成されています。

薬学を修める上で何よりも大切なことは、自ら学ぼうとする強い意欲、理科的な素養、地道に努力する勤勉さです。大阪薬科大学は、タイプの異なる学生諸君が同じキャンパスに集い、刺激しあい、切磋琢磨しながら、成長していける場でありたいと考えています。大阪薬科大学は、多様な受験生の期待に応えることができます。意欲に燃えた受験生を待っています。

 

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