近年の医療関連科学技術の進歩と医薬分業の進展、少子高齢化社会の到来、画期的新薬開発の要請など、医薬品を取り巻く社会的問題が顕在化し、薬学、薬剤師を取り巻く環境が大きく変化しています。2006年には、薬の専門家として臨床現場などで貢献する薬剤師の資質向上を目的に「薬学教育6年制」がスタートしました。この背景には、社会が求める知識・技術を持った薬剤師、医師や看護師と協力してチーム医療の現場で活躍できる学際的知識を持った高度な専門職としての薬剤師の養成に対する社会からの強い要請があります。また、これに伴い新薬開発のみならず、環境・生命科学など多様で広範な薬学分野で活躍する人材に対する社会的要請から「4年制薬学部」もスタートしました。
安全・安心への社会の関心の高まりや薬剤師概念の変化による薬学教育の更なる高度化により、薬に携わる人々への全人教育・教養教育・倫理教育、そして薬に関する政策立案及び実践において社会をリードする多様な人材の養成が求められています。その実現のためには、広く教養教育を受けることができ、かつ多様な教育機会と人的交流に恵まれる場と、長期にわたる高度な病院実習、ならびに最先端の薬学研究を可能にする環境が不可欠であります。
慶應義塾は、薬科大学として77年にわたり教育研究を行い、優れた成果を挙げてきた共立薬科大学と合併し、現有する9学部と有機的連携を図りつつ、薬学人としての知的、道徳的及び応用的能力を展開させることを目的として薬学部を設置します。そこでは、薬に携わる人への全人教育・教養教育・協力教育を行うことによって、未来の国際社会における総合的な健康生活コンサルタント分野を創造し、従来の薬剤師にとどまることなく、健康生活コンサルタント養成への道を先導します。また、企業等における薬剤、食品、環境分野等の高度な研究開発に携わる人材、薬学の知識をもって経済界を先導する多様な人材、そして国内外を問わず薬に関する政策立案及び実践を先導する多様な人材を養成します。さらに、近年の薬学教育・研究に課せられた上記の課題に取り組み、薬学を通じて広く社会に貢献することを目的とします。

 

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