本学は、昭和14年(1939年)、東北・北海道地区唯一の薬学教育機関として、高柳義一先生をはじめとする民間の先覚者たちにより東北薬学専門学校として創立されました。昭和24年(1949年)には東北薬科大学へと発展し、その後、私立薬科大学では初めてとなる研究所や大学院を設置するとともに、近年では私立薬科大学で初めて薬学臨床実習の場として附属病院を設置し、今日まで薬学教育・研究の先導的役割を果たしてまいりました。

 この間、「われら真理の扉をひらかむ」という建学の精神のもと、薬学、生命科学の分野において先端的な研究を展開するとともに、広く人類の健康と福祉に貢献する人材の養成を教育理念に掲げ、社会に貢献する2万名余の同窓生を輩出しております。

東日本大震災から5年が経過しましたが、未曽有の大震災で疲弊した東北地方の医療を支援するため、本学は、これまでの実績及び教育体制を基盤に、わが国で37年ぶりとなる医学部を開設し地域医療に貢献する医師を養成することとしました。そして、東北医科薬科大学として新たなスタートをいたしました。

医学、薬学は、人間とその生命にかかわる学問であり、広い視野と豊かな人間性が求められます。創薬科学、生命科学は生命の根本にかかわる考え方を探求するものでありますが、医療とは病人をいやすものであり、医師、薬剤師等のそれぞれの専門家がチームとして集まり、患者さんに寄り添った医療を行うことが求められています。

医学部、薬学部を設置する本学は、時代が求める医療人養成にふさわしい環境にある大学といえます。今年で創立77周年を迎える本学の歴史と伝統の上に、医学と薬学の連携を生かし、豊かな人間性を備え、生命の尊厳について深い理解を持ち、患者さんに寄り添った医療を行うことができる優れた医療人を育成することが本学の使命であると考えております。

皆さんもぜひ、本学での学びを通して自分の将来に向き合い、自ら真理を探求しようとする強い意志、そして思いやりのある柔らかな心を育み、社会に羽ばたいてください。

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